2026/09/21 12:00
【定期便の野菜を、もっとおいしく。|大和まな編|奈良の伝統野菜、どう食べる?保存方法とおいしい食べ方

「大和まなって、どんな野菜?」
奈良に住んでいても、
名前は聞いたことがあるけど、食べたことはない。
そんな方も意外と多いのではないでしょうか。
大和まなは、奈良で古くから栽培されてきた葉物野菜で、奈良県が認定する「大和の伝統野菜」のひとつです。
「伝統野菜」と聞くと、
「特別な料理に使う野菜?」
「どうやって食べるんやろ?」
と、ちょっと難しそうに感じるかもしれません。
でも実は、普段の食卓にとても取り入れやすい葉物野菜なんです。
今回は、SmallSunlightの定期便にも登場する「大和まな」について、特徴からおいしい食べ方、長持ちさせる保存方法までご紹介します。
そもそも「大和まな」って?
大和まなは、奈良県で古くから栽培されてきた野菜です。
奈良県の資料によると、原始系に近い品種とされ、濃い緑色の葉と柔らかな肉質、甘みが特徴。奈良県の「大和の伝統野菜」に認定されています。
見た目は、小松菜やほうれん草などの青菜にも少し似ています。
味にも強いクセがないので、
「大和まなだから特別な料理を作らないと!」
と身構えなくても大丈夫。
小松菜など、普段使っている葉物野菜と同じような感覚で料理に取り入れられます。
大和まなって、どんな味?
大和まなの魅力は、柔らかな葉と甘み、そしてほどよい歯ごたえ。
農林水産省でも、癖のない味と歯ごたえの良さが特徴として紹介されています。
そのため、煮物だけではなく、
炒める。
茹でる。
汁物に入れる。
など、いろいろな料理に使えます。
「珍しい野菜=食べ方が難しい」
ではなく、
「いつもの青菜を、大和まなに変えてみる」
くらいから始めてみるのがおすすめです。
奈良らしく食べるなら「大和まな×薄揚げ」
初めて大和まなを食べるなら、ぜひ一度試してほしいのが、
大和まな+薄揚げ。
実は「大和まなと薄揚げの煮もの」は、奈良の家庭料理として親しまれてきた食べ方です。
作り方も難しくありません。
大和まなと薄揚げを食べやすい大きさに切り、軽く炒めて、だし・醤油・みりんなどで煮るだけ。
だしを吸った薄揚げと、大和まなの相性が◎。
「大和野菜、どうやって食べよう?」
と迷ったら、まず試してほしい一品です。
大和まなは、普段の料理にも使えます
伝統的な食べ方だけでなく、冷蔵庫にある食材と組み合わせても楽しめます。
🥬 大和まな×豚肉
豚肉と一緒にサッと炒めて。
醤油ベースでも、ごま油を使って中華風にしてもよく合います。
🥬 大和まな×卵
「あと一品ほしい!」
というときには、卵と一緒に炒めるだけでも十分。
朝ごはんやお弁当にも使いやすい組み合わせです。
🥬 大和まな×お味噌汁
もっと簡単に食べるなら、お味噌汁へ。
食べやすい大きさに切って加えるだけなので、忙しい日にも取り入れやすい食べ方です。
🥬 大和まな×パスタ
実は和食だけに限定する必要もありません。
にんにくやベーコンなどと一緒に炒めてパスタに加えるのもおすすめ。
農林水産省でも、大和まなを使ったイタリアン風のにゅうめんが紹介されているくらい、洋風の味付けにも応用できます。
届いた大和まな、どう保存する?
せっかく届いた葉物野菜。
できるだけ最後までおいしく食べたいですよね。
葉物野菜は乾燥すると葉がしおれやすくなるので、乾燥を防いで冷蔵保存しましょう。
冷蔵保存のポイント
① キッチンペーパーなどで包む
乾燥を防ぐため、キッチンペーパーなどで優しく包みます。
② 袋に入れる
ポリ袋や保存袋などに入れて、乾燥しにくい状態にします。
③ 野菜室で保存
できれば立てた状態で野菜室へ。
葉の状態を確認しながら、新鮮なうちに食べてくださいね。
食べきれそうにないなら、早めに冷凍
定期便で野菜がたくさん届くと、
「今週、全部食べられるかな?」
となることもありますよね。
そんなときは、無理に急いで料理する必要はありません。
大和まなも、下茹でしてから冷凍しておくと、後から料理に使いやすくなります。
サッと茹でて水気をしっかり絞り、食べやすい大きさにカット。
1回に使う量に分けて冷凍しておけば、
お味噌汁に。
炒め物に。
煮物に。
「ちょっと青菜が欲しい」というときに便利です。
定期便の野菜は、届いたものを全部すぐ食べるのではなく、「今食べるもの」と「後で食べるもの」に分けるのも上手な楽しみ方です。
実は、冬になるともっと甘くなる
大和まなには、もうひとつ知ってほしい特徴があります。
本来の旬は冬。
寒くなり霜にあたることで、甘みが増すとされています。現在では品種改良によって周年栽培も可能になり、以前より幅広い時期に楽しめるようになりました。
つまり、同じ「大和まな」でも、
季節によって味わいの変化を楽しめる野菜。
9月に食べた大和まなを覚えておいて、冬にもう一度食べ比べてみるのも面白いかもしれません。
「大和野菜」を、もっと普段の食卓へ
大和野菜と聞くと、
なんとなく高級そうだったり、
料亭で食べるものだったり、
特別な奈良料理に使うものだったり。
そんなイメージを持つ方もいるかもしれません。
でも、大和まなはもっと身近に楽しめます。
薄揚げと炊いてもいい。
豚肉と炒めてもいい。
お味噌汁に入れてもいい。
余ったら冷凍してもいい。
伝統野菜だからといって、難しく考えなくて大丈夫。
昔から奈良で食べられてきた野菜だからこそ、いつもの家庭料理の中で楽しんでもらえたらと思います。
