2026/11/02 12:00
秋になると食べたくなるものといえば、やっぱり「さつまいも」。
焼きいもにしたり、天ぷらにしたり。
お味噌汁に入れたり、大学いもにしたり。
甘くてほくほくしたさつまいもは、大人から子どもまで楽しみやすい秋冬の野菜です。
そんな身近なさつまいもですが、
「届いたら、とりあえず冷蔵庫に入れている」
という方はいませんか?
実は、さつまいもは寒さが苦手な野菜。
保存方法を少し間違えると、せっかくのさつまいもが傷んでしまうことがあります。
今回は、SmallSunlightの定期便にも登場する「さつまいも」について、保存方法からおいしい食べ方、品種による違いまでご紹介します。
さつまいも、届いたら冷蔵庫へ……はちょっと待って!
野菜が届いたら、
「とりあえず全部冷蔵庫!」
となっていませんか?
葉物野菜なら冷蔵庫へ入れるものが多いのですが、さつまいもは少し違います。
さつまいもは寒さに弱いため、基本的には冷蔵庫ではなく、温度変化が少なく冷えすぎない場所で保存します。
秋冬であれば、一本ずつ新聞紙やキッチンペーパーなどで包み、風通しのよい場所へ。
直射日光が当たる場所や、暖房の風が直接当たる場所は避けましょう。
ただし、冬場でも室温がかなり低くなる場所には注意してください。
「野菜=全部冷蔵庫」ではない。
これを知っているだけでも、定期便の野菜を保存しやすくなります。
保存する前に、洗わないのもポイント
土がついているさつまいもを見ると、
「きれいに洗ってから置いておこう」
と思うかもしれません。
でも、長く保存したいなら、基本的には食べる直前に洗うのがおすすめです。
水分が残った状態で保存すると、傷みにつながることがあります。
土付きなら、無理に水洗いせず、そのまま新聞紙などに包んで保存。
食べるときに洗う。
これくらいで大丈夫です。
さつまいもは「買ったらすぐ食べる」が正解とは限らない?
採れたての野菜は、すぐ食べるのが一番!
そんなイメージがありますよね。
でも、さつまいもはちょっと特殊。
収穫後、適切な環境で貯蔵することで、でんぷんの一部が糖へと変化し、甘みを感じやすくなっていきます。
つまり、
「採れたて=一番甘い」とは限らない野菜。
収穫したばかりのさつまいもと、しばらく貯蔵されたさつまいも。
同じ品種でも、食べる時期によって味わいが変わることがあります。
これも、さつまいもの面白いところです。
さつまいもにも「品種」があります
「さつまいも」とひとまとめにしてしまいがちですが、実はいろいろな品種があります。
品種によって、
ほくほくしたもの。
しっとりしたもの。
ねっとり甘いもの。
食感や甘さに違いがあります。
SmallSunlightでも、時期によってさまざまなさつまいもが登場します。
例えば、紅はるか。
甘みが強く、加熱するとしっとり、ねっとりとした食感を楽しみやすい品種です。
焼きいもにして、じっくり甘さを楽しむのにも向いています。
そして、定期便に登場することのある栗かぐや。
名前からも想像できるように、紅はるかとはまた違った食感や味わいがあります。
「どっちがおいしい?」
ではなく、
「私はこっちの食感が好き!」
と、自分の好みを探してみるのも楽しいですよ。
おいしい焼きいもは「じっくり」がポイント
さつまいもが届いたら、やっぱり一度は焼きいもに。
ポイントは、
急いで高温で焼くより、時間をかけてじっくり加熱すること。
さつまいもの甘さを引き出すには、ゆっくり加熱する方法が向いています。
オーブンなどを使ってじっくり焼けば、それだけで立派なおやつに。
バターも砂糖も使わず、まずはさつまいもそのものの味を楽しんでみてください。
品種による違いも分かりやすくなります。
焼きいもだけじゃない!普段のごはんにも
さつまいもというと、
「おやつ」
のイメージが強いかもしれません。
でも、毎日の料理にも使いやすい野菜です。
🍠 さつまいも×お味噌汁
食べやすい大きさに切って、いつものお味噌汁へ。
玉ねぎやきのこ、豚肉などともよく合います。
さつまいもの甘みが加わって、ほっとする秋冬のお味噌汁になります。
🍠 さつまいも×塩バター
食べやすく切ったさつまいもを加熱して、バターと少しの塩を。
さつまいもの甘さと塩気の組み合わせは、おかずにもおやつにもおすすめです。
🍠 さつまいも×ごはん
秋に一度は食べたい、さつまいもごはん。
お米と一緒に炊くだけでも、季節を感じる一品になります。
塩を少し加えて炊けば、さつまいもの甘さが引き立ちます。
🍠 さつまいも×サラダ
じゃがいもの代わりに、さつまいもでサラダを作ってみるのもおすすめ。
マヨネーズだけでなく、クリームチーズやナッツなどを合わせても楽しめます。
「いつものポテトサラダ」を少し変えたいときにも。
切ったら色が変わってきた!どうしたらいい?
さつまいもを切ったあと、しばらくすると切り口の色が変わってくることがあります。
料理に使うときは、切ったあと水にさらしてから調理すると扱いやすくなります。
ただし、長時間水につけっぱなしにする必要はありません。
切ったら必要に応じて水にさらして、その日のうちに料理する。
使う分だけ切るようにすると無駄も減らせます。
食べきれないときは冷凍できる?
「一本が大きくて使い切れなかった」
「たくさん届いたから、少し残しておきたい」
そんなときは冷凍保存もできます。
使いやすいのは、一度加熱してから冷凍する方法。
焼いたり蒸したりしたさつまいもを食べやすい量に分けて冷凍しておけば、後から使いやすくなります。
焼きいもを多めに作って冷凍しておくのも便利です。
食べたいときに温め直せば、おやつや朝ごはんにも。
「全部急いで食べないと!」ではなく、食べ方に合わせて保存する。
葉物野菜とはまた違った付き合い方ができます。
葉物とは違う。「長く楽しめる」のも秋冬野菜の魅力
これまでこのBlogでは、小松菜、水菜、ほうれん草、チンゲン菜、春菊、ベビーリーフなど、さまざまな葉物野菜をご紹介してきました。
葉物野菜は、新鮮なうちに食べることが大切。
一方、さつまいものように、保存方法を知っていれば少しずつ楽しめる野菜もあります。
だから定期便が届いた日に、
全部を同じ順番で食べる必要はありません。
ベビーリーフのような傷みやすい葉物は先に。
ほうれん草や春菊も状態を見ながら。
さつまいもは適切に保存して、少し後のお楽しみに。
「どの野菜から食べよう?」
と考えるのも、旬の野菜セットを上手に楽しむコツです。
「葉物野菜」から、「旬の野菜」へ。
これまでSmallSunlightのBlogでは、
「葉物野菜をおいしく長持ち」
をテーマに、定期便に登場するさまざまな葉物野菜をご紹介してきました。
ここからは、少しだけシリーズを広げます。
葉物だけではなく、いも類や根菜、実もの、果物など。
SmallSunlightの定期便に入っている、
「これ、どう保存するん?」
「どうやって食べたらおいしい?」
を、これからもひとつずつご紹介していきます。
SmallSunlightの定期便で、旬をもっと楽しむ
SmallSunlightでは、奈良県内の農家さんが育てた野菜を中心に、その時期においしい旬の野菜を組み合わせてお届けしています。
旬の野菜だからこそ、
「今食べた方がおいしいもの」
「少し保存して楽しめるもの」
「保存することで味わいが変わっていくもの」
それぞれに違いがあります。
今回のさつまいものように、冷蔵庫に入れない方がいい野菜もあります。
野菜それぞれの特徴を少し知るだけでも、届いたあとの楽しみ方は変わってきます。
届いた野菜を、無理なく、最後までおいしく。
これからは葉物野菜だけではなく、SmallSunlightから届くさまざまな旬の野菜について、保存方法や毎日の食卓で楽しめる食べ方をご紹介していきます。
次回の「定期便の野菜を、もっとおいしく。」も、お楽しみに🍠
